テレビ台 何を置く

テレビ台 何を置く
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テレビ台に何を置く?センスアップ術

「リビングの主役ともいえるテレビ台。でも、リモコンやゲーム機、とりあえず置いた小物でなんだか雑然としがち…。」「もっとおしゃれで、すっきりとしたテレビ周りにしたいけど、何をどう置けばセンス良く見えるの?」

そんなお悩みを抱えているあなたへ。テレビ台の上を素敵に、そして使いやすく変身させるための「センスアップ術」を徹底解説します。
リビングの中心であり、毎日目にするテレビ周りだからこそ、インテリア性と実用性を兼ね備えた空間にしたいですよね。この記事を読めば、あなたのリビングが見違えるように洗練され、居心地の良いお気に入りの場所になるヒントがきっと見つかりますよ。

なぜテレビ台の上はごちゃつくの?解決への第一歩

まず、なぜテレビ台の上が散らかって見えやすいのでしょうか。主な原因は以下の3つです。

  1. モノが多すぎる:リモコン数種類、DVDやBlu-rayのソフト、ゲーム機本体とコントローラー、とりあえず置いたDMや小物など、意識しないとモノは増える一方です。
  2. 定位置が決まっていない:使ったものをどこにしまうか決まっていないと、とりあえずテレビ台の上にポンと置いてしまいがち。これが積み重なると雑然とした印象に。
  3. 生活感が出やすいアイテムが多い:配線類やカラフルなパッケージのゲームソフトなどは、どうしても生活感が出てしまいます。

これらの問題を解決し、センスの良いテレビ台周りを実現するための基本的な考え方は、「見せるモノ」と「隠すモノ」を明確に分け、全体のバランスを整えることです。そして、最も重要なのが**「テーマ」と「余白」**を意識すること。どんな雰囲気の空間にしたいのかテーマを決め、モノを置きすぎずに余白を作ることで、洗練された印象が生まれます。

インテリア性を格段にアップさせる!おすすめディスプレイアイテム5選

さあ、ここからは具体的にテレビ台の上に何を置けばインテリア性がアップするのか、おすすめのアイテムと選び方、飾り方のコツをご紹介します。

1. グリーン・観葉植物:癒やしと彩りをプラス

  • 効果:生命力あふれるグリーンは、無機質になりがちなテレビ周りに温かみと癒やしを与えてくれます。空間に彩りが生まれ、リラックス効果も期待できます。
  • 選び方
    • サイズ感:テレビの大きさやテレビ台のスペースに合わせて選びましょう。大きすぎると圧迫感が出ますし、小さすぎると存在感が薄れてしまいます。
    • 日当たり:置く場所の日当たり条件を確認し、それに合った種類の植物を選びましょう。日陰に強い種類や、耐陰性のあるものも多いです。
    • 手入れのしやすさ:水やりの頻度やお手入れ方法も考慮を。忙しい方や植物のお世話に自信がない方は、育てやすい多肉植物やエアプランツ、ハイドロカルチャー(水耕栽培)のものがおすすめです。どうしても枯らしてしまうのが心配なら、最近のフェイクグリーンは非常に精巧なので、上手に取り入れるのも一つの手です。
  • 飾り方のコツ
    • シンメトリー配置:テレビの両脇に同じ種類・サイズのグリーンを対で置くと、安定感とフォーマルな印象が生まれます。
    • アシンメトリー配置:高さの異なるグリーンをいくつかランダムに、しかしバランス良く配置すると、動きが出てナチュラルでおしゃれな雰囲気に。
    • 鉢のデザイン:植物だけでなく、それを入れる鉢のデザインも重要です。部屋のテイスト(モダン、ナチュラル、北欧、アジアンなど)に合った素材や色の鉢を選びましょう。陶器製、セメント製、ラタン製など様々です。

おすすめのグリーン例

  • 小さめ:ポトス、アイビー(垂れ下がるタイプは棚の端に置くと素敵)、サンスベリア(スタイリッシュなフォルム)、多肉植物、エアプランツ
  • 中くらい:モンステラ(葉の形が個性的)、ウンベラータ(ナチュラルな雰囲気)

2. アート・写真:個性を演出し空間を引き締める

  • 効果:アート作品や写真は、あなたの個性や好みを表現するのに最適なアイテム。空間のフォーカルポイント(視線が集まる場所)となり、テレビ周りをぐっと引き締めてくれます。
  • 選び方
    • テイスト:お部屋全体のインテリアテイストに合わせるのが基本です。モダンな空間なら抽象画やモノクロ写真、ナチュラルな空間なら風景画やボタニカルアート、北欧風なら温かみのあるイラストなどが馴染みます。
    • サイズとフレーム:テレビ台の大きさや壁面とのバランスを考えてサイズを選びましょう。フレームのデザインや色も、作品の印象を大きく左右します。シンプルなフレームは作品を引き立て、個性的なフレームはそれ自体がアクセントになります。
  • 飾り方のコツ
    • 立てかける:壁に穴を開けたくない場合や、気軽に配置を変えたい場合は、テレビ台の背面の壁にアートを立てかけるのがおすすめです。複数枚を重ねて奥行き感を出すのもおしゃれ。
    • イーゼルを使う:小さなアートや写真をイーゼルに飾ると、特別感が生まれます。
    • バランス良く複数配置:ポストカードや小さめの写真を数枚、バランスを見ながらリズミカルに配置するのも良いでしょう。フレームの色や素材を統一するとまとまりが出ます。
    • テレビをアートの一部に:最近はテレビ画面にアート作品を表示できる機能を持つものもあります。使っていない時に活用するのも良いアイデアです。

3. 間接照明:ムードと奥行き感を演出

  • 効果:柔らかな光の間接照明は、テレビ周りに温かく落ち着いた雰囲気をもたらし、リラックス効果を高めます。また、光と影のコントラストが生まれ、空間に奥行き感を与えてくれます。
  • 選び方
    • テレビ画面への映り込み:光源が直接テレビ画面に映り込まない位置やタイプの照明を選びましょう。シェード付きのテーブルランプや、テレビの裏側に設置するバックライトなどがおすすめです。
    • 調光機能:明るさを調節できる調光機能付きの照明なら、シーンに合わせて雰囲気を変えられて便利です。
    • デザイン:照明器具自体のデザインもインテリアの一部。お部屋のテイストに合ったものを選びましょう。
  • 飾り方のコツ
    • 光源を隠す:光源が直接目に入らないように配置するのがポイント。オブジェやグリーンの後ろから照らすようにすると、陰影が美しく、おしゃれな雰囲気に。
    • テレビの背面:LEDテープライトなどをテレビの裏側に設置すると、壁面に光が広がり、映画館のような没入感を高める効果も期待できます。
    • 複数使い:小さなテーブルランプとLEDキャンドルを組み合わせるなど、複数の光源をバランス良く配置すると、より深みのある空間になります。

おすすめの間接照明例

  • テーブルランプ:シェードのデザインで印象が変わります。
  • LEDキャンドル:火を使わないので安全。揺らめく光が癒やしに。
  • ストリングライト(フェアリーライト):ガラス瓶に入れたり、オブジェに絡ませたりしてさりげなく。

4. ディフューザー・キャンドル:香りと見た目でおしゃれ度アップ

  • 効果:お気に入りの香りはリラックス効果を高め、空間をより心地よいものにしてくれます。また、ディフューザーのボトルやキャンドルのデザイン自体がおしゃれなアクセントになります。
  • 選び方
    • 香りの好み:リラックスしたいリビングには、ラベンダーやカモミール、サンダルウッドなどの落ち着いた香りがおすすめです。気分をリフレッシュしたいならシトラス系も良いでしょう。
    • ボトルのデザイン:リードディフューザーは、スティックが挿してあるボトルのデザインも重要。クリアなガラス製、シックな陶器製など、インテリアに合わせて選びましょう。
    • 安全性:火を使うアロマキャンドルは、テレビ台の素材や周囲に燃えやすいものがないか確認し、必ず目の届く範囲で使用しましょう。小さなお子さんやペットがいるご家庭では、火を使わないアロマストーンや電気式アロマディフューザーが安心です。
  • 飾り方のコツ
    • トレイに乗せる:ディフューザーやキャンドルを、おしゃれなトレイの上に他の小物と一緒にまとめて飾ると、統一感が出てこなれた印象に。
    • 高さ違いで配置:キャンドルを置くなら、高さの違うものをいくつか並べるとリズムが生まれます。

5. オブジェ・雑貨:個性を語るアクセント

  • 効果:お気に入りのオブジェや雑貨は、テレビ周りに個性とアクセントを加え、あなたらしさを表現するのに役立ちます。季節感を演出するのにも効果的です。
  • 選び方
    • テーマと統一感:飾る雑貨のテーマ(例えば「海」「森」「モダンアート」など)を決めたり、素材感(木製、ガラス製、金属製など)や色味を揃えたりすると、ごちゃつかずまとまりのあるディスプレイになります。
    • 飾りすぎない:あれもこれもと飾りすぎると、かえって雑然とした印象に。厳選したお気に入りのアイテムを、余白を意識して飾りましょう。
  • 飾り方のコツ
    • 三角形を意識:高さの異なるアイテムを3つ組み合わせ、頂点を結ぶと三角形になるように配置すると、バランスが良く安定して見えます。これはディスプレイの基本テクニックです。
    • 素材感のミックス:例えば、温かみのある木製オブジェの隣に、クールな印象のガラス製品を置くなど、異なる素材感を組み合わせることで、ディスプレイに深みが出ます。
    • 洋書を重ねる:表紙のデザインがおしゃれな洋書を数冊重ねて高さを出し、その上に小さなオブジェを飾るのも定番テクニック。

おすすめのオブジェ・雑貨例

  • 陶器やガラスの一輪挿し(花を飾らなくてもオブジェとして素敵)
  • 木製の小さな彫刻や動物モチーフ
  • デザイン性の高いブックエンド(洋書などを立てかける)
  • 旅行先で見つけた思い出の品
  • 季節のアイテム(クリスマスならミニツリーやリース、夏なら貝殻やガラスの浮き玉など)

実用性も諦めない!スマートに置くためのアイテムとアイデア

おしゃれなディスプレイも大切ですが、テレビ周りは日々の生活で使うものも多い場所。ここでは、実用的なアイテムをスマートに、そしておしゃれに収納するためのアイデアをご紹介します。

1. リモコン類:定位置を決めてスッキリ

  • 悩み:テレビ、エアコン、レコーダー、照明など、リモコンは増えがちで散らかりやすい代表選手。
  • 解決策
    • おしゃれなリモコンラック・スタンド:木製、革製、アクリル製など、インテリアに合うデザインのものを選びましょう。仕切りがあって立てて収納できるタイプが便利です。
    • トレイ:浅めのトレイにまとめて置くだけでも、指定席ができて散らかりにくくなります。
    • 蓋付きのボックス:あまり使わないリモコンや、見た目が気になるものは、デザイン性の高い蓋付きのボックスにまとめて隠してしまうのも手です。
  • ポイント:大切なのは「定位置」を決めること。使ったら必ずそこに戻す習慣をつければ、リモコン迷子も防げます。

2. AV機器・ゲーム機:隠して生活感をオフ

  • 悩み:レコーダーやゲーム機本体、Wi-FiルーターなどのAV機器は、配線がごちゃごちゃしたり、ホコリが溜まりやすかったりします。
  • 解決策
    • テレビ台の収納スペースを活用:扉付きや引き出し付きのテレビ台なら、これらの機器を隠して収納できます。熱がこもりやすい機器の場合は、背板に配線穴や通気孔があるか確認しましょう。
    • ケーブルボックス・ルーター収納ボックス:むき出しの配線やルーターは、専用のボックスに収納するだけで見た目が格段にスッキリします。木製やプラスチック製など、様々なデザインがあります。
    • バスケットや布で目隠し:オープンタイプの棚に置く場合は、おしゃれなバスケットに入れたり、上から布をかけたりして目隠しするのも良いでしょう。
  • ポイント:「隠す収納」を基本としつつ、デザイン性の高いAV機器であれば、あえて「見せる収納」としてディスプレイの一部にするのもアリです。

3. スピーカー:音質とデザイン性を両立

  • 実用性:テレビのスピーカーだけでは物足りない場合、外付けスピーカーを置くことで音質が向上し、映画や音楽の臨場感が増します。
  • インテリア性
    • サウンドバー:テレビのすぐ下や前に置く横長のスピーカー。スリムで場所を取らず、デザインも洗練されたものが多いです。
    • ブックシェルフスピーカー:コンパクトながら本格的な音質を楽しめるスピーカー。テレビの両脇にシンメトリーに配置すると、見た目も音響効果もバランスが良いです。木目調やモダンなデザインなど、インテリアに合わせて選べます。
  • 置き方のコツ:テレビとのバランスを考え、視聴位置に対して適切な向きや高さに設置することが音響効果を高めるポイントです。ケーブル類はできるだけ隠しましょう。

4. 時計:さりげなく時間を確認

  • 実用性:リビングでくつろいでいる時に、さっと時間を確認できると便利です。
  • インテリア性
    • デザイン性の高い置き時計:アナログ時計なら文字盤や針のデザイン、素材感にこだわって。デジタル時計なら、表示がシンプルでスタイリッシュなものを選びましょう。LEDで数字が浮かび上がるようなタイプも人気です。
    • プロジェクションクロック:壁や天井に時間を投影するタイプ。ユニークで空間のアクセントにもなります。
  • 置き方のコツ:大きすぎず、他のディスプレイアイテムと調和するデザインとサイズ感のものを選びましょう。

5. 充電ステーション:散らかるケーブルをまとめてスマートに

  • 悩み:スマートフォンやタブレット、ワイヤレスイヤホンなど、充電が必要なデバイスが増え、充電ケーブルがテレビ台の上で絡まっている…なんてことも。
  • 解決策
    • おしゃれな充電スタンド:複数のデバイスをまとめて充電でき、かつケーブルをすっきり隠せるデザインの充電スタンドが便利です。竹製や木製など、インテリアに馴染む素材のものも。
    • ケーブルオーガナイザー付きのボックス:電源タップごとケーブルを隠せるボックスもあります。
  • ポイント:充電する場所をテレビ台の上に集約し、見た目もスマートにすることで、利便性とインテリア性の両立が可能です。

テレビ台周りをセンスアップさせるための黄金ルール5箇条

最後に、これまでのポイントを踏まえ、テレビ台周りを格段にセンスアップさせるための「黄金ルール」を5つにまとめました。

  1. 【統一感を出す】色・素材・テイストを揃える 飾るアイテムの色味を3色程度に絞ったり、素材感(木、金属、ガラスなど)やインテリアのテイスト(モダン、ナチュラル、北欧など)を合わせたりすることで、全体にまとまりが生まれます。
  2. 【飾りすぎない】「余白の美」を意識する 素敵なアイテムも、置きすぎるとごちゃごちゃした印象に。アイテムとアイテムの間、そして周囲に「余白」を作ることで、それぞれのアイテムが引き立ち、洗練された抜け感が生まれます。
  3. 【リズムを出す】高さや奥行きで変化をつける 同じ高さのものを横一列に並べるだけでは、単調でつまらない印象になりがち。高さの異なるアイテムを組み合わせたり、前後にずらして奥行きを出したりすることで、ディスプレイにリズムと動きが生まれます。
  4. 【生活感を隠す】配線は徹底的に処理する どんなにおしゃれなアイテムを飾っても、電源コードやケーブル類が丸見えでは台無し。ケーブルボックスを使ったり、テレビ台の裏や家具の隙間に隠したりして、生活感を徹底的に排除しましょう。
  5. 【季節感を取り入れる】小物で変化を楽しむ クッションカバーやテーブルランナーを変えるように、テレビ台の上の小物も季節に合わせて少し変えてみると、手軽にお部屋の雰囲気をリフレッシュできます。小さなグリーンを季節の花に変えたり、クリスマスやハロウィンなどのイベントに合わせて小物をプラスしたりするのも楽しいですね。

まとめ:理想のテレビ周りで、もっと快適なリビングライフを

テレビ台の上は、まさにあなたのお部屋の「顔」となるスペース。少しの工夫とアイデアで、リビング全体の印象を大きく左右するほど、その可能性は無限大です。

今回ご紹介した「センスアップ術」を参考に、まずは小さなアイテム一つからでも試してみてください。「見せるモノ」と「隠すモノ」を意識し、インテリア性と実用性を上手に両立させることで、あなたのテレビ周りはきっと、もっとおしゃれで、もっと快適な、お気に入りの空間へと変わっていくはずです。

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