うちの猫が愛するテレビ台はコレ!〜5匹と暮らす私が作った理由〜
突然ですが、私の家には5匹の猫がいます。リビングは文字通り「猫まみれ」で、いつも賑やか。ソファやラグはもちろん、棚の上や家具の隙間、あらゆる場所が彼らのお気に入りのスペースになっています。
私たち家族にとって、リビングは一番長く一緒に過ごす大切な場所。テレビを見たり、本を読んだり、ただゴロゴロしたり。そんな何気ない時間にも、猫たちがいつもそばにいてくれるのは本当に幸せなことです。
でも、正直に言うと、以前はリビングの家具選びに悩むことも多かったんです。特にテレビ台。
市販のテレビ台って、デザインは素敵でも、猫と暮らすことを考えると「うーん…」となることがよくあるんですよね。
例えば、
- 不安定そう…:猫が飛び乗ったり降りたりするたびにグラグラしたら危ない。
- 隠れる場所がない…:猫って狭い場所や囲まれた場所が好きですよね。テレビ台の下や後ろってホコリが溜まりやすいし、安心してくつろげるスペースとは言えないな、と。
- 素材が爪とぎにされそう…:ツルツルしたものより、木材とか布っぽい素材は要注意!あっという間にボロボロに…。
- 大きすぎる、または小さすぎる…:5匹もいると、どこか一箇所にお気に入りスポットがあっても、他の子が使えない。かと言って大きな家具を置くスペースもない…。
リビングは人間も猫も快適に過ごしたい場所。だからこそ、私自身の経験と、長年テレビ台と向き合ってきた知識を活かして、猫たちと「共に暮らせる」テレビ台を作りたい!と強く思うようになりました。
そして、試行錯誤の末に完成したのが、まさに今、うちの子たちが溺愛してくれている 「うちの猫が愛するテレビ台」 なんです!
これが、本当に猫たちに大好評で。特に「コンパクトなのに猫が喜ぶ仕掛けがたくさんある」ところが、こだわったポイントです。
では、具体的にどんなところが猫たちに愛されているのか、ご紹介させてください。
【こだわりのポイント その1:猫が安心して隠れられる秘密基地】
一番こだわったのは、テレビ台の中に猫が隠れられる、安心できる空間を作ったことです。テレビ台って、収納スペースがメインですが、その一部を意図的に「猫のための空間」として設計しました。
具体的には、テレビ台の下部に、猫がすっぽり入れるサイズのオープンスペースと、少し囲われたプライベート感のあるスペースを設けました。
うちの子たちは、気分によって使い分けているようです。例えば、来客があった時や、ちょっと眠たい時なんかは、囲われた奥のスペースで丸くなっています。薄暗くて落ち着くみたいですね。
普段は警戒心が強い「こはる」も、この隠れ家がお気に入りで、一度入るとしばらく出てきません。テレビを見ている私の足元から、ちょこんと顔だけ出して様子を伺っている姿を見ると、クスッと笑ってしまいます。
【こだわりのポイント その2:飛び乗りやすい高さと安定感】
テレビ台の高さも重要です。あまり高すぎると危険だし、低すぎると猫が上でくつろぎにくい。うちの子たちの体格やジャンプ力を観察して、猫が無理なく飛び乗ったり、ひょいっと降りたりできる絶妙な高さに設計しました。
そして何より、一番重視したのは「安定感」です。5匹もいると、複数の猫が同時に飛び乗ったり、上でプロレスごっこを始めたり(笑)することもあります。そんな時でもグラつくことがないよう、構造をしっかりと考え、重心が低くなるように工夫しました。
猫たちが上で安心して毛づくろいをしたり、窓の外を眺めたりしているのを見ると、「これなら大丈夫だ!」とホッとします。特にやんちゃ盛りの「だいず」が勢いよく駆け上がってもビクともしない頑丈さには自信があります。
【こだわりのポイント その2:飛び乗りやすい高さと安定感】
猫と暮らしていると、どうしても毛やホコリが溜まりやすいですよね。なので、掃除のしやすさも大切なポイントでした。
テレビ台の表面は、サッと拭ける素材を選びました。また、猫が隠れるスペースも、奥まで手が届きやすいように設計してあります。これで、いつでも清潔な状態を保てます。
素材については、猫が間違ってかじったりしても大丈夫なように、安全性の高いものを選んでいます。また、爪とぎの標的になりにくい、比較的硬めの素材や加工を取り入れました。もちろん、完璧に防ぐことは難しいですが、なるべく被害を最小限に抑えられるように考えています。
【うちの子たちの反応は…?】
新しいテレビ台がリビングにやってきた日、猫たちはもう興味津々でした!恐る恐る近づいて、クンクン匂いを嗅いだり、前足でチョイチョイ触ってみたり。
一番最初に中に入ってみたのは、好奇心旺盛な「あんこ」でした。「にゃんだここ?」と言いたげな顔でキョロキョロ。安全だと分かった途端、他の子たちも真似してゾロゾロと中に入っていきました。
今では、テレビ台の上は「ひなたぼっこスポット」、中は「お昼寝基地」、そして横のスペースは「人間観察所」と、それぞれお気に入りの使い方を見つけてくれたようです。
特に感動したのは、普段はあまり家具の上に乗らないおっとりした「もち」が、このテレビ台の上でゆったりとくつろいでいた時です。「あぁ、この子も安心できるんだな」と思って、ウルっときてしまいました。
5匹それぞれが、このテレビ台のどこかにいる、というのが日常の風景になりました。テレビを見ながらふと横を見ると、誰かが上で寝ていたり、下から顔を出していたり。その姿を見るたびに、作ってよかったなぁと心から思います。
【コンパクトだけど、猫との絆が深まるテレビ台】
このテレビ台は、特別大きなものではありません。むしろ、一般的なテレビ台と比べてもコンパクトな部類に入ると思います。
でも、このコンパクトな空間の中に、猫が求める「安心」「快適」「楽しさ」を詰め込むことにこだわりました。
「猫のために特別な家具を置くスペースはないけど、一緒にくつろぎたい」 「インテリアにも馴染む、猫と暮らせる家具が欲しい」
そんな風に思っている猫飼いさんに、ぜひ知ってもらいたいテレビ台です。
家具を選ぶことは、暮らしを選ぶこと。そして、猫と暮らす私たちにとっては、「猫との暮らし方」を選ぶことでもあります。
このテレビ台が、うちの猫たちにとって、そして私にとって、リビングで一緒に過ごす時間をより豊かにしてくれています。
猫との暮らしは、大変なこともありますが、それ以上にたくさんの幸せと癒しを与えてくれます。