テレビ台インダストリアル

おしゃれなテレビ台インダストリアルを見つけよう

突然ですが、お部屋の模様替えを考えている皆さん、または新生活に向けて家具を探している皆さんの中に、「なんだか無骨でかっこいい雰囲気のテレビ台が気になるな…」「工場みたいな、ちょっと錆びてる感じとか、むき出しの金属とか、そういうのが好き！」という方はいらっしゃいませんか？

もしあなたがそんな風に感じているなら、今回ご紹介する「インダストリアルなテレビ台」こそ、あなたの理想のお部屋作りを叶える鍵になるかもしれません！

今回のブログでは、私が熱い視線を送っている「おしゃれなテレビ台インダストリアル」をテーマに、

そもそも「インダストリアル」ってどういう意味？語源は？
インダストリアルテイストが好きな人って、どんな人？
そして、あなたの部屋を格段におしゃれにする、インダストリアルなテレビ台の魅力と選び方のポイント

について、たーっぷりご紹介していきたいと思います！

「おしゃれなテレビ台インダストリアルを見つけよう」と題して、あなたのテレビ台探しの旅をお手伝いしますね！ぜひ最後までお付き合いください！

そもそも「インダストリアル」とは？語源から紐解く

さて、インダストリアルなテレビ台を探す前に、まずは「インダストリアル」という言葉そのものについて深掘りしてみましょう。

「インダストリアル（Industrial）」という言葉は、英語の「industry」（産業、工業）から派生した形容詞です。直訳すれば「産業の」「工業の」といった意味になります。

この言葉がデザインやインテリアの分野で使われるようになった背景には、18世紀後半から19世紀にかけて起こった産業革命が大きく関わっています。機械化が進み、工場で大量生産が行われるようになったこの時代、建物や道具は機能性を最優先に設計されました。鉄や鋼、木材といった素材がむき出しに使われ、装飾よりも強度や耐久性が重視されたのです。

インダストリアルデザインとは、まさにこうした産業や工業の現場で生まれた、機能美と素材感を追求したデザインにインスピレーションを得たスタイルなんです。

つまり、インテリアにおける「インダストリアル」とは、

工場や倉庫、古い建物を思わせる無骨な雰囲気
金属（アイアン、スチール）や木材、コンクリート、レンガといった素材そのものの質感
機能的でシンプルなフォルム
使い込まれたようなエイジング加工や錆、溶接痕などをあえて見せるデザイン

といった要素を特徴とするスタイルを指します。装飾性を極力排し、素材の持ち味や構造を見せることで生まれる、素朴で力強い美しさが魅力なんです。

語源をたどると、まさに「工業」の現場に行き着くわけですね。だからこそ、インダストリアルな家具や空間には、どこか男性的で、洗練されつつもワイルドな雰囲気が漂うんです。

インダストリアルテイストが好きな人ってどんな人？

では、こうしたインダストリアルテイストに惹かれる人って、一体どんなタイプの方が多いのでしょうか？私の独断と偏見も交えつつ、考えてみました。

無骨さや素材感がたまらなく好き！という方 プラスチックや合成素材のつるっとした質感よりも、木材の節や木目、金属のひんやりとした手触り、コンクリートのザラつきといった、素材そのものが持つ力強い表情に魅力を感じる方です。使い込むほどに味が出る、経年変化を楽しみたいという気持ちが強いかもしれません。
ヴィンテージやレトロな雰囲気に惹かれる方 インダストリアルデザインは、古い工場や倉庫といった過去の産業遺産からインスピレーションを得ています。そのため、どこか懐かしく、歴史を感じさせるヴィンテージやレトロなアイテムとの相性が抜群です。古いものが持つストーリーや温かみに価値を見出す方に響きやすいスタイルと言えるでしょう。
シンプルだけど存在感のあるデザインを求める方 インダストリアルな家具は、装飾が少なくシンプルながらも、素材感やフォルムの力強さで圧倒的な存在感を放ちます。ごちゃごちゃしたくないけど、無難すぎるのは嫌！という方にとって、一つ取り入れるだけで空間の雰囲気をガラッと変えてくれるインダストリアルアイテムは魅力的です。
甘すぎない、クールで落ち着いた空間を作りたい方 可愛らしい、フェミニンなインテリアよりも、クールで落ち着いた、洗練された空間を好む方にぴったりです。モノトーンやダークトーンを基調としたカラーコーディネートと組み合わせることで、都会的でスタイリッシュな雰囲気を演出できます。
男性的な、あるいはユニセックスなインテリアが好きな方 前述のように、インダストリアルデザインは「男前インテリア」と呼ばれることもあります。しかし、最近では女性でもこのテイストを好む方が増えており、性別に関わらず楽しめるユニセックスなスタイルとして人気です。かっこよさの中に、どこか温かみや遊び心を取り入れるのが得意な方も多い印象です。
実用性や機能美を重視する方 インダストリアルデザインの根底には「機能性」があります。無駄な装飾がなく、素材や構造がそのままデザインになっているため、実用的な美しさを感じられます。機能的で使いやすいものを、デザインの一部として楽しみたいという方にもおすすめです。

もし、これらの特徴に一つでも「あ、私（僕）かも！」と感じるものがあったなら、あなたはきっとインダストリアルテイストとの相性が良いはず！次はいよいよ、インダストリアルなテレビ台の魅力に迫っていきましょう。

あなたの部屋を格段におしゃれにする、インダストリアルなテレビ台の魅力

さて、いよいよ本題！インダストリアルなテレビ台が、なぜお部屋を格段におしゃれに見せてくれるのか、その魅力をご紹介します。

最大の魅力は、やはりその圧倒的な存在感と素材感です。リビングの主役とも言えるテレビ台にインダストリアルなデザインを取り入れるだけで、部屋全体の雰囲気が一変します。

具体的に、インダストリアルなテレビ台によく見られる素材やデザインの特徴を見ていきましょう。

素材の組み合わせ: 最も代表的なのは、スチール（アイアン）と木材の組み合わせです。無骨な黒いアイアンフレームに、古材風や使い込まれたような風合いの木材を組み合わせたデザインは、インダストリアルスタイルの王道と言えるでしょう。ひんやりとした金属と、温かみのある木材という異素材のコントラストが、絶妙なバランスを生み出します。他にも、全てアイアンで作られた、より硬派でクールなデザインや、コンクリート調の天板とスチールの脚を組み合わせたモダンなインダストリアルテイストのテレビ台もあります。
デザインの特徴: 直線的でシンプルながらも、ディテールにこだわりが光るのがインダストリアルデザインです。
- むき出しのボルトやリベット: 組み立てに使われているボルトやリベットをあえて隠さず見せることで、工業的な雰囲気を強調します。
- 溶接痕: 金属部分の溶接痕をそのまま残し、手仕事や製造工程の痕跡をデザインとして取り入れています。
- エイジング加工や錆風加工: 新品でありながら、長年使い込まれたような、程よいダメージ感や錆びついたような加工が施されているものもあります。これが独特の深みとヴィンテージ感を演出します。
- シンプルなフォルム: 過度な装飾はなく、機能に基づいたシンプルな形をしています。これが他の家具とのコーディネートのしやすさにもつながります。
機能性も両立: インダストリアルなテレビ台は、見た目のかっこよさだけでなく、実用性もしっかり考えられています。
- オープンラック: AV機器やゲーム機を置いたり、雑誌や雑貨をディスプレイしたりと、見せる収納として活躍します。
- 引き出しや扉: 隠しておきたいものや、生活感が出やすいものをすっきり収納できます。
- 配線スペース: テレビや周辺機器の配線をスマートにまとめるための工夫がされているものが多いです。

インダストリアルなテレビ台を一つ置くだけで、部屋にぐっとこなれた雰囲気が生まれます。まるで海外のロフトやアトリエのような、雰囲気のある空間作りが可能です。そして、このテイストは意外と多様なインテリアスタイルに馴染みます。モダンな空間に程よい無骨さを加えたり、ナチュラルテイストの部屋にスパイスとして取り入れたりと、ミックススタイルを楽しむこともできます。

おしゃれなインダストリアルテレビ台を見つけるポイント

では、数あるテレビ台の中から、あなたの理想のインダストリアルな一台を見つけるためには、どんな点に注目すれば良いのでしょうか？ここでは、私が考えるテレビ台選びのポイントをご紹介します。

素材感をチェックする インダストリアルテレビ台の印象は、使われている素材によって大きく変わります。
- 王道のアイアン×木材: どんな部屋にも合わせやすく、程よい無骨さと温かみのバランスが良いです。木材の色味や質感（明るい色か濃い色か、表面の仕上げなど）で雰囲気が変わるので、好みに合わせて選びましょう。古材風のダメージ加工が施されているものだと、よりヴィンテージ感が増します。
- 全てアイアン製: よりクールでシャープな印象になります。錆風加工などがあれば、無骨さが強調されます。スタイリッシュな空間を目指すならおすすめです。
- コンクリート調: 最近人気の素材です。無機質でモダンな雰囲気に。スチール脚と組み合わせると、洗練されたインダストリアルスタイルになります。
デザインのディテールに注目する 全体のフォルムだけでなく、細部のデザインがそのテレビ台の個性を決定づけます。
- 脚のデザイン: 細いスチール脚は軽やかな印象、太い角材やキャスター付きはより工業的な印象に。脚の形状や素材も重要な要素です。
- ボルトやリベット: これらのパーツが見えるデザインか、隠されているか。見えるデザインの方がよりインダストリアルらしさが際立ちます。
- 溶接痕や加工: あえて溶接痕を見せていたり、塗装にムラがあったり、錆風の加工が施されていたりするかどうか。こうした「未完成」に見える部分が、インダストリアルデザインの魅力だったりします。
サイズと機能性を確認する デザインに目が行きがちですが、テレビ台としての実用性も忘れてはいけません。
- テレビのサイズとのバランス: テレビに対して小さすぎると不安定に見えますし、大きすぎると圧迫感が出ます。テレビの横幅より少し大きめ（両サイドに10cm〜30cm程度余裕があるとバランスが良いと言われます）を選ぶのが一般的です。
- 部屋のスペースに合うか: 設置場所の幅や奥行きをしっかり測りましょう。通路の確保も重要です。
- 収納したいもの: プレイヤー、ゲーム機、リモコン、ソフト、雑誌など、何を収納したいかによって、オープンラックが必要か、引き出しが必要か、扉付きが良いかなどが決まります。必要な収納力を満たしているか確認しましょう。
- 配線のしやすさ: 背面に配線を通す穴があるか、ケーブルをまとめやすい構造になっているかなどもチェックポイントです。
他の家具との相性を考える インダストリアルなテレビ台は存在感が大きいので、他の家具とのバランスも重要です。
- 同じテイストで揃える: ソファやテーブルなどもアイアンや木材を使ったインダストリアルなもので揃えれば、統一感のある空間になります。
- 異素材をミックスする: 例えば、レザーソファやファブリックソファ、ヴィンテージ感のある照明やラグなど、異素材や異テイストのアイテムと組み合わせることで、より奥行きのあるおしゃれな空間になります。ナチュラルテイストの木製家具と組み合わせるのも意外と素敵ですよ。

これらのポイントを踏まえて、インターネットのオンラインストアや、実店舗のインテリアショップを見て回ると、きっとあなたの理想のインダストリアルなテレビ台が見つかるはずです！商品写真だけでなく、可能であればサイズや素材の詳細、レビューなども参考にしてみてください。

インダストリアルなテレビ台を取り入れたコーディネート例

最後に、インダストリアルなテレビ台を使った素敵なコーディネート例をいくつかご紹介します（イメージで！）。

【王道！無骨リビング】 黒いアイアンフレームと古材風の木製天板のテレビ台を中心に、使い込まれたような風合いのレザーソファ、足元にはギャベ柄などのヴィンテージ感のあるラグを敷きます。壁にはブリックタイル風のアクセントクロスや、コンクリート打ちっ放し風の壁紙を貼るのもおすすめです。照明はエジソンランプを使ったペンダントライトや、工業系デザインのフロアライトを置けば、ぐっと雰囲気が出ます。グリーンをプラスすると、無骨さの中に生命感が加わり、よりおしゃれな空間になりますよ。
【モダンインダストリアル】 スチール製のすっきりとしたテレビ台や、コンクリート調の天板とスチール脚のテレビ台を選びます。ソファはシンプルなデザインのファブリックソファや、ミニマルなレザーソファを合わせます。モノトーンやグレー、ブルーなどを基調としたカラーコーディネートでまとめ、金属製のスタイリッシュなフロアランプや、シンプルなデザインのペンダントライトを吊るします。生活感を抑えつつ、素材の質感でインダストリアルなエッセンスを加えた、洗練された空間になります。
【ナチュラルミックス】 木材の比率が高い、温かみのあるインダストリアルテレビ台を選びます。例えば、無垢材とアイアンを組み合わせたものなど。そこに、リネン素材などのナチュラルなファブリックを使ったソファやクッション、木製のテーブルなどを合わせます。グリーンを多めに飾り、自然素材のバスケットなどを収納に活用します。インダストリアルな無骨さと、ナチュラルの優しさが融合した、居心地の良い空間になります。

これらの例のように、インダストリアルなテレビ台は様々なテイストと組み合わせることが可能です。ぜひ、あなたの「好き」なテイストと掛け合わせて、オリジナルの素敵な空間を作り上げてみてください。